頭をかいた時にポロポロと毛が抜け落ちたり、洗髪の時の抜け毛も増え、鏡を見ると生え際が少し後退していました。最初は加齢的なものかと思っていましたが、頭皮がやけにかゆかったり、赤みがあったりするので、もしかしたら頭皮の病気かもと思い、皮膚科に行きました。
皮膚科で生え際や頭皮を診てもらうと、脂漏性皮膚炎と言う事でした。原因ははっきりわからないそうですが、皮膚に存在している常在菌の一つ(マラセチア)が異常に増え、それが皮膚の状態を悪化させて炎症を起こしている可能性が高いとの事でした。その為、増えすぎた常在菌を減らす薬、抗真菌薬を使って様子を見ましょうと言われました。ストレスや生活環境の乱れも影響するらしいので、なるべく規則正しい生活をするようにとのアドバイスもありました。
抗真菌薬であるニゾラールローションを処方され、それを生え際や頭皮につける生活をしていると、けっこう早く抜け毛が減るようになり、頭皮の炎症も落ち着き、二、三ヶ月で生え際の後退が元に戻ったので良かったです。病気が原因の抜け毛の場合、けっこう元に戻るみたいです。