病院に行くのも恥ずかしい

私の髪が薄くなり始めたのは、高校3年生の頃でした。はじめは受験勉強のストレスかと思っていたのですが、受験が終わり、無事に大学生になっても髪は薄くなり続け、頭頂部には地肌が目立つようになりました。まだ20歳にもなっていないのに髪が薄くなってしまった私は毎朝必死に髪を頭頂部に寄せ、帽子をかぶり、できるだけ地肌が見えないようにしていました。母は時折、京都にある人気のAGAクリニックに行かないかと提案してくれていました。しかし私は、頭を(例えお医者さんであっても)他人にじっくり見せるということに耐えられず、なんだかんだと理由をつけて病院に行くのを拒んでいました。それからはネットや本を頼りにしながら数か月育毛に勤しみましたが、全く効果が出ず、ついに大学2年生の夏、「このままじゃ手遅れになる」と思い、名古屋にある病院に向かいました。

病院の待合室には、私と同じ悩みを抱える人たちがいました(見た目でわかってしまいますね)。初日に説明を受け、月に1回通院し、頭皮に注射をすることになりました。注射といっても小さな針でチクチクと刺すだけで、少し痒いだけのものです。また、毎日ミノキシジルの錠剤を飲むことになりました。それからは徐々に髪が生えてきて、1年経つと地肌が目立たないまでになりました。自己流で育毛していた頃とは大違いです。通院を始めて2年が経った現在、同年代の人より少し髪が薄いくらいまで回復しました。

私が薄毛で悩んでいる人に言いたいことは、「すぐに病院に行くべきだ」ということです。恥ずかしがらずに、専門家の力を借りることが、薄毛解消への近道なのだと思います。

風が吹くたびに胃がキリキリする

生え際が随分と後退してきて、オデコの広さがものすごいことになっています。以前大阪のアートメイクか何かで耳にしましたが、確か平均的なオデコの広さって言うのは、手のひらの横幅ぐらいなんですって。が、私はそれの1.5倍は十分にあります。なもんで、もう少しで頭頂部に到達しそうな勢いです。これがねえ、ほんとコンプレックスでして・・。一応、前髪を下ろして、オデコの広さを隠しているのですが、それも限界があります。というのも、風が吹くとどうしてもオデコが露出してしまうんですよね。

あの時のストレスは尋常ではなく、そのたびに胃がキリキリとしてきて、いやな汗が垂れてきます。まあ、誰も私のオデコなんて見てないんでしょうけども、周りの人がどう思おうが、私が気になるんだから仕方ありません。それにしても、生え際の薄毛って、改善する余地はあるのでしょうか。なんだか、生えそうな予感が全くないんですよね。まさに不毛地帯といった感じで、そろそろあきらめムードが漂ってきました。新潟で評判の薄毛治療に通うことを検討中です。

石鹸シャンプーで抜け毛を予防

20歳くらいの時から頭皮にかゆみや皮脂、抜け毛が気になるようになったのですが、色々調べてみたところ、ホルモンバランスの影響で頭皮が脂漏性皮膚炎を起こしていると気づきました。AGA治療専門の皮膚科にはかかったことがないのですが、自分なりに色々とシャンプーを試した中で、石鹸成分のシャンプーが一番合っていました。頭皮の環境を健康に保つためにはとにかく余分な成分を肌につけないことと清潔にすることです。

 

石鹸成分のシャンプーなら泡立ちも良いですし、頭皮をメインにマッサージするように洗えば皮脂汚れはきれいに落ちます。リンスはクエン酸のパウダーをお湯に溶かして全体にかけると髪がするすると指どおりなめらかになります。これは合成のシャンプーを使っていた時には感じることのできなかった爽快感で、少し目は沁みますが石鹸シャンプーの爽快感とクエン酸リンスの仕上げでつるつるになり、髪の毛を褒められるほどです。とにかく添加物は頭皮環境を悪化させて抜け毛を増やしますので、無添加の石鹸シャンプーがおすすめです。